管理者ヘルプ
組織管理者(company_admin)および文書管理者(document_manager)向けの操作ガイドです。まずは 最速チュートリアル から始めるのがおすすめです。
はじめに
組織管理画面(/company)では、社内文書の登録・公開、スタッフの招待、AI への参照権限の設定を行います。
| ロール | できること |
|---|---|
| 組織管理者 | すべての機能(ユーザー・請求・設定を含む) |
| 文書管理者 | ダッシュボード、文書管理、カテゴリ管理のみ |
初めての方は、まず下の 最速チュートリアル で「PDF を1つ登録 → ポータルで質問」まで通してください。サイドバー下部の「ポータルへ」から、管理者自身も AI チャットを試せます。
最速チュートリアル(サインアップ〜最初の回答)
サインアップ直後にやるべきことを、最短ルートで案内します。ゴールは「サンプル PDF を登録 → ポータルで質問して根拠付きの回答を得る」です。サンプル PDF は とうもろこしの栽培方法.pdf を使います(右クリック保存でも可)。
Step 1 — 新規登録(サインアップ)
- /signup を開きます。
- 組織名・管理者名・メール・パスワード(8文字以上)を入力し、「無料トライアルを開始する」をクリックします。
- 成功すると組織管理画面(ダッシュボード)に入ります。
Step 2 — LLM が選べることを確認(任意だが推奨)
- サイドバーの「LLM設定」を開きます。
- 利用可能なモデルが一覧にあれば、組織で使うモデルを選択して保存します。
Step 3 — サンプル PDF を文書登録する
- サイドバーの「文書管理」を開きます(/company/documents)。
- 画面上部のドロップゾーンに とうもろこしの栽培方法.pdf をドラッグ&ドロップします。
または「文書を作成」からタイトルを付けて保存し、続けて PDF をアップロードします。 - 一括ドロップの場合はキューに並ぶので、「一括登録を開始」などでアップロードを完了させます。
- 一覧に「とうもろこしの栽培方法」が表示されれば OK です。初期状態は多くの場合「下書き」です。
- タイトルだけ作って PDF ファイル未添付 のまま公開しようとして失敗する
- 画像のみのスキャン PDF(文字レイヤーなし)だと、テキスト抽出できずベクター化に失敗することがある(このサンプルはテキスト付きです)
- 50MB 超のファイルはアップロード上限で弾かれる
Step 4 — 公開してベクター化する(最重要)
ポータルの AI は、公開済みかつベクター化済み の文書だけを検索します。ここを飛ばすと「情報を見つけることができませんでした」になります。
- 一覧で対象文書の行をクリックして詳細を開くか、一覧の地球アイコンから「公開」します。
- ステータスが「公開中」になったことを確認します。
- 「ベクター化」を実行します(詳細画面のボタン、または一覧の一括操作)。
- 一覧の「ベクター」列が 済 になるまで待ちます(処理中 → 済)。
| ベクター化状態 | 意味 | 次にやること |
|---|---|---|
| 待機 / - | 未処理 | 公開後にベクター化を実行 |
| 処理中 | ジョブ実行中 | 完了まで待つ(再読み込みで確認) |
| 済 | 検索可能 | ポータルで質問してよい |
| 失敗 | 抽出・埋め込み失敗 | PDFを差し替えて再実行。画像PDFはOCR環境が必要 |
Step 5 — ポータルへ移って質問する
- サイドバー下部の「ポータルへ」をクリックします(または /portal)。
- 「新しい会話」を開始します。
- 例:
とうもろこしの種まきの時期はいつですか?と入力し、⌘+Enter(Windows は Ctrl+Enter)または送信ボタンで送ります。 - 回答の下に「参照した文書」が出れば成功です。サンプルなら「とうもろこしの栽培方法」が根拠として付きます。
チェックリスト(ここまでできれば完了)
- 組織アカウントでログインできる
- 文書一覧にサンプル PDF がある
- ステータスが「公開中」
- ベクターが「済」
- ポータルで質問し、参照文書付きの回答が返る
陥りやすいミスまとめ
| 症状 | 原因の例 | 対処 |
|---|---|---|
| 「情報を見つけることができませんでした」 | 下書きのまま/ベクター化未完了/PDFに文字がない | 公開 → ベクター化「済」を確認。テキスト付きPDFに差し替え |
| 回答生成エラー・空のまま | LLM未選択、同時リクエスト上限、チャットブロック | LLM設定を確認。処理中の質問が残っていないか確認 |
| スタッフだけ答えが薄い/文書が出ない | アクセスグループで文書が制限されている | 文書のアクセスグループとユーザー所属を合わせる(未設定なら全員可) |
| 公開ボタンが押せない | ファイル未アップロード | 先に PDF を添付してから公開 |
| トライアル期限の画面になる | 試用期間終了 | プラン・お支払いから契約手続き |
ダッシュボード
組織の利用状況をひと目で確認できます。
- 総文書数 — 公開中 / 下書きの件数
- ストレージ使用量 — アップロード済みファイルの合計サイズ
- ユーザー数 — 登録スタッフとアクセスグループ数
- ベクター化済み — AI 検索可能な文書数と未処理件数
下段の大カードには ストレージ使用状況・最近の文書・質問数 が並びます。質問数カードには 👍 / 👎 のフィードバック累計も表示されます。
最近追加・更新された文書へのショートカットも表示されます。
文書管理
/company/documents で PDF 等の文書を一覧・登録・公開します。
新規文書の登録
- 「新規文書」をクリック
- PDF ファイルをドラッグ&ドロップまたは選択
- タイトル、カテゴリ(任意)、アクセスグループ(任意)を設定
- 保存 — 初期状態は「下書き」
公開とベクター化
文書を 公開 すると、テキスト抽出とベクター化ジョブがキューに入ります。一覧の「ベクター化」列で進捗を確認できます。
| ベクター化状態 | 意味 |
|---|---|
| 待機 | 公開済みだが未処理 |
| 処理中 | 現在ベクター化中 |
| 済 | AI 検索可能 |
| 失敗 | 再実行が必要(OCR 失敗など) |
参照回数
文書一覧の「参照回数」列に、RAG 回答でその文書が参照された累計回数が表示されます。よく使われている文書・一度も使われていない文書を把握し、文書整理の判断に活用できます。
一括操作
チェックボックスで複数文書を選択し、一括公開・非公開・削除が可能です。
文書詳細
文書名をクリックすると詳細画面が開きます。バージョン管理、PDF プレビュー、手動ベクター化の再実行ができます。
- 新バージョンのアップロード — 改訂 PDF を追加すると旧版は履歴に残る
- ベクター化を再実行 — 失敗時や内容更新後に使用
- 公開 / 非公開 — 非公開にすると AI は参照しない
カテゴリ管理
文書を分類するためのカテゴリを作成・編集します。ポータルや管理画面でのフィルタリングに利用されます。
アクセスグループ
スタッフの所属グループごとに、参照可能な文書を制限します。機密文書を特定部署だけに公開する場合に使用します。
- アクセスグループを作成(例: 「設備管理課」「営業部」)
- ユーザー管理でスタッフをグループに所属させる
- 文書管理で各文書にアクセスグループを割り当てる
ユーザー管理
スタッフや文書管理者を招待します。組織管理者のみがアクセスできます。
| ロール | 説明 |
|---|---|
| 組織管理者 | すべての管理機能 + 請求 |
| 文書管理者 | 文書・カテゴリのみ |
| スタッフ | ポータル(AI チャット)のみ |
LLM 設定
ポータルの AI 回答に使用する LLM モデルを選択します。956 Inc. が提供するモデル一覧から選べます。
プラン・お支払い
トライアル終了後、有料プランへのアップグレードと Stripe による決済を行います。
- スモール — ¥12,800 / 月(ユーザー無制限・PDF200・10GB・質問500・同時2)
- ミディアム — ¥39,800 / 月(ユーザー無制限・PDF1,000・30GB・質問5,000・同時5)
- ラージ — ¥89,800 / 月(ユーザー無制限・PDF5,000・100GB・質問10,000・同時10)
- エンタープライズ — 要お問い合わせ(無制限・専用環境/SLA/SSO 等)
質問超過は ¥1,500 / 1,000回、ストレージ超過は ¥3,000 / 50GB。超過後もサービスは停止しません。
/trial_expired.html へリダイレクトされます。
質問分析
/company/question-analytics で、ユーザーが実際に投げた質問を AI がクラスタリングし、よく聞かれるテーマを頻度順に可視化します。
- 質問パターン数 — 意味的に近い質問をまとめたクラスター数
- 総質問数 — 累計の質問件数
- 回答できなかった質問 — 「わかりません」「見つかりません」などのパターンで返答したクラスター数
- フィードバック — 👍 / 👎 の累計数
フィルター
| タブ | 表示内容 |
|---|---|
| すべて | 全クラスターを頻度順に表示 |
| 未回答のみ | AI が回答できなかった質問のみ表示 |
| 👎あり | 否定的フィードバックがついた質問のみ表示 |
FAQ への追加
クラスターの「FAQ追加」ボタンを押すと、質問文(編集可)・AI の回答候補・アクセスグループを設定して FAQ に登録できます。AI の回答候補はそのまま使うか、自由に編集して利用します。
FAQ 管理
/company/faqs で、ポータルの「よくある質問」ページに表示する FAQ を管理します。
- 表示順の変更 — ▲ / ▼ ボタンで並び替え
- 表示 / 非表示 — 目のアイコンで個別に公開・非公開
- 編集 — 質問文・回答を後から変更可能
- 削除 — FAQ の完全削除
アクセスグループとの連携
FAQ にアクセスグループを設定すると、そのグループに所属するユーザーのみポータルで表示されます。未設定の場合は全スタッフに表示されます。
設定
組織名、ポータル用ログイン URL、テーマなどを管理します。
ポータルキー URL
/portal/login/{キー} 形式の URL をスタッフに共有すると、メール・パスワードなしでポータルにログインできます。キーは設定画面から再生成可能です。
ポータル
サイドバー下部の「ポータルへ」から、/portal の AI チャット画面に移れます。スタッフと同じ画面で、公開・ベクター化済みの文書に対する回答を試せます。
- 新しい会話 — 左サイドバーまたはメインのボタンから開始
- 会話履歴 — 過去の質問が一覧表示され、クリックで再開
- 今月の質問数 — サイドバー下部にプラン枠に対する利用状況を表示
質問と参照元
- 入力欄に質問を書き、⌘+Enter(Windows は Ctrl+Enter)または送信ボタンで送る
- 回答の下の「参照した文書」で根拠 PDF を「表示」「DL」できる
- 👍 / 👎 で回答品質を評価する(ダッシュボード・質問分析に集計される)
よくある質問(ポータル側)
サイドバーの「よくある質問」から閲覧できます。内容の追加・並び替えは管理画面の FAQ管理 で行います。